原発性骨粗鬆症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
まずは一般内科、整形外科や内分泌内科を受診するのが一般的です。骨折の既往があれば整形外科、閉経後の女性は婦人科も選択肢です。
原発性骨粗鬆症が疑われる場合、最初の一歩として内科、特に一般内科や内分泌内科を受診するのがよいでしょう。
内科では、骨粗鬆症の初期評価として、骨密度測定や血液検査などを行い、必要に応じて専門科への紹介を検討してくれます。
ホルモンバランスや代謝異常が関与している場合は、内分泌内科が専門的な対応を行います。
もし過去に骨折の経験がある場合や、背骨の圧迫骨折が疑われる場合は、整形外科も適切な選択肢となります。
整形外科では、骨密度の評価や骨折予防のための治療(薬物療法や運動指導など)が行われます。
また、閉経後の女性でエストロゲンの低下が骨密度に影響していると考えられる場合は、婦人科でホルモン補充療法(HRT)を含めた相談をすることも有効です。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
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