結節性硬化症の症状のひとつ、爪囲線維腫とはどのような症状ですか?
足や手の爪の周りにできる固い腫瘍のことです。20歳ごろからでき始め、少しずつ大きくなります。
結節性硬化症に伴う爪囲線維腫は、思春期以降に爪の下(爪床)や爪の周囲に発生する、出血や痛みを伴うこともある硬い腫瘍です。別名Koenen tumorと呼ばれています。ときには、結節性硬化症の唯一の症状でもあることが知られています。
大きくなるとレーザーや外科手術による切除が必要となりますが、再発することもあるため、術後も経過を観察する必要があります。
足や手の爪の周りにできる硬い腫瘍のことです。20歳ごろからでき始め、少しずつ大きくなります。
国立国際医療研究センター国際医療協力局 小児科
井上 信明 監修
(参考文献)
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