糖尿病でお金がないときはどうする?給付金・補助金の条件は?治療費は?

監修医師濵﨑 秀崇糖尿病・内分泌科 / はまさき医院

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糖尿病の人が使える支援制度や給付金について教えてください。

介護保険制度、高額療養費制度、障害年金、身体障害者手帳、小児慢性特定疾病医療費助成制度などがあります。

​糖尿病の方が利用できる主な公的支援制度や給付金には、以下のようなものがあります。

  • 介護保険制度:​65歳以上、または40~64歳で糖尿病性神経障害・網膜症・腎症などの特定疾病がある方が対象で、要介護認定を受けると介護サービスを利用できます。​
  • 高額療養費制度:​月ごとの医療費の自己負担が一定額を超えた場合、超過分が払い戻されます。​
  • 障害年金:​糖尿病による視覚障害、腎症(人工透析)、心疾患、重度の血糖コントロール困難などがある場合、障害等級に応じて年金が支給されます。​
  • 身体障害者手帳:​糖尿病性合併症による視覚・腎機能・肢体の障害が一定基準を満たす場合に交付され、各種福祉サービスが利用可能です。​
  • 小児慢性特定疾病医療費助成制度:​18歳未満で糖尿病と診断された児童が対象で、医療費の自己負担が軽減されます。​

各制度の詳しい内容や、申請手続きの方法については、居住地の市区町村窓口や医療機関に相談してください。

お金がなく糖尿病の治療費負担が苦しい場合はどうすればいいですか?

治療費に関していくつか公的な支援制度がありますので、お住まいの自治体の相談窓口でご相談ください。

​糖尿病の治療費が経済的に負担となる場合、日本には以下の公的支援制度があります。​

  • 高額療養費制度:​医療費が一定額を超えた場合、超過分が払い戻されます。​事前に「限度額適用認定証」を取得すれば、窓口での支払いを抑えることが可能です。 ​
  • 高額療養費貸付制度:​高額療養費の支給までの間、無利子で貸付を受けられる制度です。 ​
  • 障害年金:​糖尿病による合併症で日常生活や労働に支障がある場合、障害年金の対象となることがあります。 ​
  • 医療費控除:​年間の医療費が一定額を超えた場合、確定申告で所得控除を受けられます。 ​
  • 小児慢性特定疾病医療費助成制度:​18歳未満の糖尿病患者が対象で、医療費の自己負担が軽減されます。 ​

​制度の詳細や申請方法については、各制度の公式サイトや医療機関の相談窓口でご確認ください。

2型糖尿病の治療にはどのくらいの費用がかかりますか?

治療内容によりますが、健康保険(3割負担)の場合、月額2,000円〜30,000円以上と幅があります。

2型糖尿病の治療にかかる費用は、月数千円〜3万円以上が目安ですが、「お薬の種類」「通院・検査の頻度」「合併症の有無」によって大きく変動します。

日本の保険診療(3割負担)を前提とした場合、お薬を使わず食事・運動指導と定期検査のみであれば、月々の自己負担は数千円で済みます。しかし、病状が進行してインスリン注射や自己血糖測定器(SMBG・CGM)が必要になると、月額10,000円〜30,000円以上の継続的な出費となることも珍しくありません。

また、近年主流となっている新しいお薬(SGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬)は、心臓や腎臓を守る優れた効果がある一方で、昔からあるお薬(メトホルミンなど)に比べて薬の値段が高く設定されているため、毎月の負担額が上がりやすい傾向にあります。これらに加えて、網膜症のための眼科受診や、腎症の進行による専門的治療など、合併症が増えるほど医療費は増加してしまいます。

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  2. 医師執筆/監修

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  4. 公開

はまさき医院 糖尿病・内分泌科

濵﨑 秀崇 監修

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