多動症とADHDの違いは何ですか?
ほぼ同じ状態を指しますが、基準によって症状をとらえる枠組みが異なります。
多動症とADHDの違いは、診断基準の枠組みによるものです。診断基準にはアメリカ精神医学会によるDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders(DSM)と世界保健機関(WHO)の『国際疾病分類(ICD-10)』がありますが、後者では「多動性障害」という診断名が使われてきました。この分類では、不注意と多動の両方が診断の基準になりますが、衝動的な行動は主要な症状として扱われていません。
一方、アメリカ精神医学会のDSM-5では、「注意欠如・多動症(ADHD)」という名称で、不注意、多動、衝動性の3つすべてが診断の中心になります。ICD-11ではこの考え方に近づき、「注意欠如・多動症」という名称に変更されました。つまり、多動症とADHDはほぼ同じ状態を指しますが、使われる診断基準によって呼び方や症状の捉え方に違いがあります。
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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