急性糸球体腎炎になると尿にどのような変化がありますか?
血尿や蛋白尿が見られます。尿が少なくなることも特徴です。
急性糸球体腎炎になると、尿にさまざまな変化が現れます。最も特徴的なのは血尿で、尿が赤色や茶色っぽく見えることがあります。これは腎臓の糸球体という部分が炎症を起こし、血液成分が尿に混じるためです。顕微鏡で「赤血球円柱」と呼ばれる特殊なかたまりが見つかることもあります。
また、蛋白尿もよくみられます。これは腎臓の炎症により、通常は尿に出ないたんぱく質が漏れ出すためです。血尿や蛋白尿が見られることは、糸球体の炎症が起こっている腎炎の徴候です。さらに、急性糸球体腎炎では尿量が減る(乏尿)ことも特徴です。重症の場合は尿がほとんど出なくなることもあり、重症の場合には一時的に透析を要することもあります。
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(参考文献)
Sanjeev Sethi et al.“Acute glomerulonephritis”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35461559/,(参照 2025-11-12).
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Jürgen Floege et al.“Primary glomerulonephritides”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26921911/,(参照 2025-11-12).
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虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
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