腰椎圧迫骨折

急な腰や背中の痛みがあれば早めに受診しましょう。姿勢の変化や身長低下も、この病気の可能性があります。

腰や背中の痛みの精査のため、整形外科を受診しましょう。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

腰椎圧迫骨折の症状には、痛みやしびれ、見た目の変化、胃腸症状など多岐にわたります。

骨折直後から腰の痛みを伴うことが多いです。骨粗鬆症の方ではほとんど症状がみられないこともあります。

腰に負担をかける動作を避け、バランスの取れた食事、適度な運動、転倒予防を心がけましょう。

痛みの軽減には数週間から数か月かかり、大部分の痛みの改善には3か月から半年程度が目安です。

痛みに合わせて軽い動きから始め、徐々に筋力・バランス訓練を行い機能回復と転倒予防を目指します。

多くの場合、コルセットの使用や安静による治療が行われます。骨折が重症な場合、手術が検討されます。

背骨に負担をかけないよう、両膝を立てて横向きになり、肘と手で体を支えながら起き上がります。

加齢による骨密度の低下（骨粗鬆症）、筋力・バランス能力の衰えによる転倒リスクの増加が主な理由です。

背骨のうち腰の部分の一番上にある「第一腰椎」に生じる圧迫骨折のことです。

腰の高さにある脊椎（背骨）が潰れるように変形する骨折です。今後の骨粗鬆症の治療が重要となります。

最も多い原因は骨粗鬆症です。今後の骨折を防ぐためにも、骨粗鬆症の予防や治療が重要となります。

治療初期の急な前かがみや体の捻り、重い物を持つ動作、長期の絶対安静、不適切な服薬中止を避けましょう。

痛みの改善とともに歩行訓練を開始し、数週間から1〜2カ月かけて徐々に歩行能力が回復します。