「腰椎圧迫骨折」とはどのような病気ですか?
腰の高さにある脊椎(背骨)が潰れるように変形する骨折です。今後の骨粗鬆症の治療が重要となります。
腰椎圧迫骨折とは、腰の高さにある脊椎(背骨)が潰れるように変形してしまう骨折です。圧迫されたような変形となるため、圧迫骨折と呼ばれます。特に骨粗鬆症が原因で骨が弱くなっている高齢者に多く見られます。
尻もちをついたり、重いものを持ったり、あるいは自分の体重がかかるだけのような弱い外力でも起こることが特徴です。また、状況によってはあまり強い痛みを感じることなく治ってしまうこともあり、「いつのまにか骨折」と呼ばれることもあります。
ただし、気が付かない程度の痛みであったとしても、この骨折を軽視してはいけません。十分な骨粗鬆症の治療を行わなければ、今後もほんの少しの外力で骨折を繰り返してしまう場合があり、このような骨折の連鎖を防いでいくことが重要と考えられています。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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