顔が赤くほてっている
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2023/07/28
「顔が赤くほてっている」がどの病気に関連するかAIでチェックする
顔が赤くほてっているという症状について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
「顔が赤くほてっている」はどんな症状ですか?
顔が赤くほてっているとは
「顔が赤くほてっている」に関連する主の病気には、酒さ、クッシング症候群(下垂体性ACTH分泌亢進症)、全身性エリテマト一デス(SLE)などがあります。
「顔が赤くほてっている」に関連する症状はありますか?
「顔が赤くほてっている」のQ&A
- A.
自律神経が関与している病気もあります。ただし、自律神経の異常のほかにもさまざまな原因があり得ます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい。顔が赤くなる病気として、自律神経が関与していることもあります。
以下の病気では、自律神経の異常な反射によって顔が赤くなることが報告されています。
なお、自律神経の異常が顔の赤みを引き起こす一因となることがありますが、他にも多くの原因が考えられます。
例えば、皮膚の病気として、- 酒さ
- にきび
- 脂漏性湿疹
- 皮膚萎縮症
- 皮膚筋炎
- 全身性エリテマトーデス
- 接触性皮膚炎
- アトピー性皮膚炎
- 薬剤性紅斑
などが挙げられます。
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説はい、セルフチェックは可能です。
顔が赤くなることに加えて以下のような症状があるときは、皮膚筋炎や全身性エリテマトーデスなど全身の病気の可能性があるため、早急な受診をおすすめします。
なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、無料で「顔が赤くなる」症状の緊急度や関連する病気をチェックすることができます。ぜひご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る河野 通仁ほか. 全身性エリテマトーデスの病態と最新の治療. 日本内科学会雑誌. 2022, 111, p.625-632.
厚生労働科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業ほか.“多発性筋炎・皮膚筋炎診療ガイドライン(2020年暫定版)”.自己免疫疾患に関する調査研究班.http://www.aid.umin.jp/wp-aid/wp-content/uploads/2024/03/PMDMGL2020.pdf,(参照 2024-05-22). - A.
熱を逃がそうとする正常な反応です。ただし、こまめな水分補給で熱中症には気をつけましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る暑い時に顔が真っ赤になること自体は、多くの場合、病気ではなく正常な生理的反応です。
気温が高いと皮膚の温度が高くなり、皮膚の血流も増えます。筋肉や体の深いところにある臓器から熱を運び、皮膚で水分を蒸発させて、体を冷やそうとします。暑いときに顔が真っ赤になること自体は、生理的な反応であり、病気ではありません。
ただし、熱中症の目安のひとつに「顔が真っ赤になる」が挙げられます。暑いときには無理せず、熱中症にならないようにしっかり水分の補給や休憩をとりましょう。 - A.
汗や化粧品による接触性皮膚炎や、湿疹が生じるアトピー性皮膚炎が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい。アレルギーで顔だけが赤くなることは、ありえます。ただし、アレルギーの種類によります。
例えば、汗や化粧品・洗顔料などによる接触性皮膚炎(かぶれ)やアトピー性皮膚炎は、いずれもアレルギー反応であり、顔だけ赤くなることがあります。
一方で、食べ物や薬に対するアレルギーで顔だけ赤くなる可能性はありますが、多くはありません。
顔が赤くなる症状が続く場合や、そのほかの症状も気になる場合は、皮膚科を受診しましょう。 - A.
顔の皮膚にある血管が広がって血液が増えることで、顔全体や一部に火照りを感じ、赤くなる症状です。
解説「顔が赤くなる」とは、皮膚の血流が増加することによって、顔の全体あるいは一部が赤くなる症状を指します。
顔が赤くなる原因はさまざまです。例えば、運動による変化、緊張したり恥ずかしく感じたりといった感情に伴う変化、さまざまな病気やお薬によるものがあります。対処方法も原因によって、異なります。
顔が赤くなる以外にも別の症状が見られる場合は、皮膚科や内科・リウマチ科などの受診が必要となります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るG. İkizoğlu. Clin Dermatol. 2014, 32(6), 800-808.
C Dessinioti, C Antoniou. Clin Dermatol. 2017, 35(2), 201-206. - A.
治療や予防方法は、原因によって異なります。
解説顔が赤くなる原因によって、以下のように治療や予防方法は異なります。
病気以外の原因
飲酒で顔が赤くなる方
アルコールを分解する酵素の働きが弱い可能性があります。飲酒を控えましょう。
日焼けで皮膚が赤くなる方
直射日光を避けるようにしましょう。
皮膚の病気が原因
これら皮膚の病気では、保湿などスキンケアも重要です。
酒さやにきび
抗生物質などの軟膏を塗って治療します。
接触性皮膚炎
肌に触れている洋服や化粧品などの原因を避け、ステロイド軟こうや抗アレルギー薬を使って治療します。
アトピー性皮膚炎
ステロイド軟膏や抗アレルギー薬を使って治療します。
薬剤性(何らかのお薬によるもの)
原因となっているお薬を、可能な限り中止します。
そのほかの病気が原因
膠原病
免疫が自分自身を攻撃してしまう膠原病の場合には、免疫抑制剤など全身の炎症を抑える薬を使って治療します。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本皮膚科学会. 尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023. 日皮会誌. 2023, 133, p.407-450.
日本皮膚科学会. 接触皮膚炎診療ガイドライン2020. 日皮会誌. 2020, 130, p.523-567.
日本皮膚科学会. アトピー性皮膚炎診療ガイドライン 2021. 日皮会誌. 2021, 131, p.2691-2777.
三森経世. 膠原病の診断と治療. The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine. 2020, 57, p.686-692. - A.
腫れや痛みなどがある場合、皮膚科を受診しましょう。原因不明の熱などもある場合は、内科・リウマチ科を受診してください。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る赤くなっている部位に、腫れ、痛み、かゆみなどがあれば、皮膚の炎症やアレルギーが考えられますので皮膚科を受診しましょう。
酒さやにきびの場合は、すぐに病院を受診する必要はありませんが、美容上の問題が気になる場合は皮膚科でご相談ください。
なお、顔が赤くなる以外に、原因不明の発熱などの症状を伴う場合は、膠原病の可能性があります。内科・リウマチ科を受診してください。 - A.
発熱や飲酒、緊張、高温環境、全身性エリテマトーデスやアトピーなど、さまざまな原因が考えられます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る顔が赤くなる原因としては、生理的な反応、感情の変化、または特定の皮膚病や全身疾患によるものがあります。
生理的な反応
発熱や高温環境、飲酒などで体温や血圧が変化すると、顔の皮膚の血流が増え、顔が赤くなります。生理的な体の反応ですので病院を受診する必要はありません。
感情の変化
緊張したり恥ずかしく感じたりといった、感情の変化による赤面症もありますが、病気ではありません。
皮膚の病気や全身疾患
皮膚の病気として、
- 酒さ
- にきび
- 脂漏性湿疹
- 皮膚萎縮症
- 皮膚筋炎
- 全身性エリテマトーデス
- 接触性皮膚炎
- アトピー性皮膚炎
- 薬剤性紅斑
などが挙げられます。
皮膚筋炎と全身性エリテマトーデスは膠原病で、顔が赤くなること以外に全身に症状が出ることがあり、病院の受診が必要です。
薬剤性紅斑も、原因となる薬を中止する必要がありますので、医師に相談してください。
顔が赤くほてっているという症状はどんな病気に関連しますか?
顔が赤くほてっているという症状について、医師からのよくある質問
- 日常的に運動をしていますか?
- 寝ているときにいびきをかいていると人に言われたことがありますか?
- 吐き気や嘔吐がありますか?
- 生理が遅れる、あるいは早まっているということがありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 皮膚科