新生児黄疸の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
授乳を十分に行い、色や元気さの変化があれば早めに受診します。
新生児黄疸では、日常生活での観察と十分な授乳を心がけ、受診のタイミングを逃さないことが大切です。
多くの新生児黄疸は生理的黄疸(成長過程で起こる正常な変化)であり、特別な生活制限は必要ありません。ただし、ビリルビン(赤血球が壊れてできる黄色い色素)は便や尿として体外に排泄されるため、母乳やミルクを十分に飲ませることが重要です。生後早期は1日8〜12回を目安に授乳し、黄疸がある赤ちゃんは眠っていても日中は2〜3時間おき、夜間も4時間以上空かないよう起こして授乳することがすすめられます。
家庭では、明るい室内光のもとで服を脱がせ、顔や白目、胸、お腹の色を1日1〜2回確認します。黄色が腹部や足、手のひら・足の裏まで広がる、濃くなっている場合は同日中に小児科へ連絡します。おむつの回数も重要で、尿が少ない、濃い色になる、便が白っぽくなる場合は注意が必要です。
日光浴で黄疸を治そうとすることは、脱水や低体温、日焼けの危険があるためすすめられません。退院後1〜2週は黄疸が強くなることがあるため、指示された健診やフォローアップを必ず受け、元気がない、哺乳不良、高い声で泣く、発熱がある場合は早急に受診することが重要です。
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(参考文献)
Emma J Par et al.“Neonatal Hyperbilirubinemia: Evaluation and Treatment”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37192079/,(参照 2026-01-28).
Meng Zhang et al.“Systematic review of global clinical practice guidelines for neonatal hyperbilirubinemia”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33468526/,(参照 2026-01-28).
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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