新生児黄疸は何日くらいで治るものですか?
多くは生後1〜2週間で自然に治りますが、長引く場合は受診が必要です。
新生児黄疸は多くの場合、生後1〜2週間ほどで自然に治りますが、原因や赤ちゃんの状態によって持続期間は異なります。
最も多い生理的黄疸(赤ちゃんの成長過程で起こる正常な黄疸)は、生後2〜3日頃から目立ち始め、3〜5日頃にピーク(最も強くなる時期)を迎え、その後徐々に薄くなります。正期産児(予定日ごろに生まれた赤ちゃん)では、多くが生後10〜14日以内にほぼ消失します。これは、肝臓(体の解毒工場)の働きが成熟し、ビリルビン(黄色い色素)の産生が減るためです。
一方、母乳栄養児では黄疸がやや長引くことがあり、特に母乳性黄疸(母乳成分と赤ちゃんの体質の影響で続く黄疸)では、赤ちゃんが元気でも3〜4週間程度まで黄色が目立つことがあります。早産児(早く生まれた赤ちゃん)では肝臓の成熟がより未熟なため、2〜3週間以上続くことも珍しくありません。
ただし、正期産児で2週間、母乳栄養児でも3週間を超えて黄疸が続く場合は「遷延性黄疸」と呼ばれ、胆汁うっ滞(胆汁の流れが悪い状態)など病的原因を除外するため、血液検査(直接ビリルビンの測定を含む)がすすめられます。便が白っぽい、尿が濃い、体重増加が悪い場合や、1ヶ月近く続く黄疸は、元気そうでも早めの小児科受診が重要です。
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(参考文献)
Emma J Par et al.“Neonatal Hyperbilirubinemia: Evaluation and Treatment”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37192079/,(参照 2026-01-28).
Meng Zhang et al.“Systematic review of global clinical practice guidelines for neonatal hyperbilirubinemia”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33468526/,(参照 2026-01-28).
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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