新生児黄疸には初期症状はありますか?
初期は顔や白目がうっすら黄色くなる程度で、多くは元気です。
新生児黄疸の初期症状は、皮膚や白目がうっすら黄色く見え始めることです。
多くは生後2~3日頃から、顔や頭皮、白目に淡い黄色みが現れることが最初の変化です。これは血液中のビリルビン(赤血球が壊れてできる黄色い色素)が増えるために起こります。自然光の下で額や鼻の皮膚を指で軽く押し、指を離したときに黄色く見えることで気づく場合もあります。肌の色が濃い赤ちゃんでは、白目や舌の裏が黄色く見えることが手がかりになります。
多くの生理的黄疸(成長過程で起こる正常な黄疸)では、赤ちゃんは元気で、哺乳(母乳やミルクを飲むこと)も良好で、発熱や痛みなどのはっきりした症状はありません。ただし、初期の段階でも眠りがちで起きにくい、授乳時の反応が鈍いなどの変化がみられることがあります。また、尿がやや濃くなる、便の色が薄くなるといった変化は、胆汁うっ滞(胆汁の流れが悪い状態)の初期サインの可能性があり注意が必要です。
生後24時間以内に黄疸が出る、急に黄色が強くなる、便の色が薄くなる、哺乳量が減る場合は、病的黄疸(治療が必要な原因による黄疸)を疑い、早めに医師に相談しましょう。
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(参考文献)
Emma J Par et al.“Neonatal Hyperbilirubinemia: Evaluation and Treatment”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37192079/,(参照 2026-01-28).
Meng Zhang et al.“Systematic review of global clinical practice guidelines for neonatal hyperbilirubinemia”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33468526/,(参照 2026-01-28).
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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