新生児黄疸が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
黄疸が早期・強い・長引く、元気がない場合は早めに受診が必要です。
新生児黄疸が疑われる場合は、黄疸の出現時期、黄疸の強さ、赤ちゃんの状態によって受診の緊急度が異なります。
生後2〜5日頃に、顔や白目がやや黄色くなる程度で、哺乳(母乳やミルクを飲むこと)が良好で、元気がある場合は、生理的黄疸(成長過程で起こる正常な黄疸)のことが多く、定期健診での相談でも対応可能です。
一方、生後24時間以内に黄疸が出る場合は、溶血性疾患(赤血球が壊れやすい病気)など病的黄疸の可能性が高く、早急な医療機関受診が必要です。また、短期間で黄色が急に強くなる、顔からお腹・足へ急速に広がる場合も注意が必要です。赤ちゃんが眠ってばかりで起きにくい、哺乳量が減る、高い声で泣く、体がだらっとする、発熱がある、ぐったりしている場合は、ビリルビン(黄色い色素)が脳に影響する危険な状態や感染症が疑われ、救急受診が勧められます。
さらに、正期産児で2〜3週、早産児で3週を過ぎても黄疸が続く場合や、便が白っぽい・尿が濃い場合は、胆汁うっ滞(胆汁の流れが悪い状態)を疑い、速やかな精査が必要です。迷った場合は同日中に小児科で評価を受けることが重要です。
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(参考文献)
Emma J Par et al.“Neonatal Hyperbilirubinemia: Evaluation and Treatment”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37192079/,(参照 2026-01-28).
Meng Zhang et al.“Systematic review of global clinical practice guidelines for neonatal hyperbilirubinemia”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33468526/,(参照 2026-01-28).
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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