慢性気管支炎の末期症状はどのようなものがありますか?
慢性気管支炎の主な末期症状は強い呼吸困難です。
慢性気管支炎の末期症状は、主に強い呼吸困難です。安静時にも息が苦しく、夜だけでなく日中もずっと息がしづらくなります。
体に酸素が足りなくなって、顔や唇が青くなったり(チアノーゼ)、頭が痛くなったり、ぼーっとして眠くなったりすることもあります。
さらに、心臓にも負担がかかり、足がむくんだり、体重がどんどん減ったりします。痰の量が増加し、悪化を繰り返すことで、ひとりで生活するのが困難となります。
このようなときは、酸素投与に加えて、機械を使って呼吸を補助したり、呼吸困難を和らげる薬(たとえばモルヒネ)を使ったりします。
心のつらさ(不安や落ちこみ)もあるので、体と心の両方を助ける「緩和ケア」が早期から重要です。
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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