肥厚性瘢痕ではどのような症状がありますか?
赤く盛り上がり、かゆみや痛みを伴うことがあります。
肥厚性瘢痕は、けがや手術などでできた傷が治る過程で、皮膚の炎症が長く続き、赤く盛り上がってできる傷跡のことです。これは、傷跡が慢性的に炎症を起こしている状態であると言えます。
よく見られる症状としては、以下のようなものが挙げられます。
- かゆみ(掻痒):傷跡がむずがゆく感じられることがあります。
- 痛み(疼痛):傷跡に触れたり、引っ張られたりすると痛みを感じることがあります。
これらの症状は、患者さんが治療を求める大きな理由のひとつとなっています。肥厚性瘢痕は、元の傷ができた範囲から広がって周囲の皮膚を侵すことはなく、時間の経過とともに、徐々に平らな目立たない傷跡へと落ち着いていく傾向があるとされています。しかし、かゆみや痛みが続く場合は、適切な治療が検討されることが重要です。
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
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