糖尿病腎症の診断基準を教えてください。
尿検査で尿アルブミン/クレアチニン比を調べ、その値が30を超えていたら糖尿病腎症と診断されます。
糖尿病腎症の診断は、随時尿(できれば早朝尿)で尿アルブミン量と尿クレアチニンの測定を行い、尿アルブミン/クレアチニン比(ACR)を計算して行います。ACRの正常値の基準は30 mg/gCr未満、微量アルブミン尿は30〜299 mg/gCr、顕性アルブミン尿は≧300 mg/gCrで定められます。
日を変えて3回中2回以上微量アルブミン尿が確認されれば早期腎症(2期) と診断されます(腎症1期は正常です)。また、アルブミン尿の程度とeGFRにより、病期分類が行われます。診断において、腎肥大の有無や高度腎萎縮がないことなど、他の腎臓の病気との鑑別も重要です。
糖尿病腎症について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
糖尿病腎症
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです