視神経炎はどんな薬で治療する?副作用は?何科を受診する?
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視神経炎は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
視神経炎は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
視神経炎の治療は、主にステロイド薬が使用され、感染や肥満など様々な副作用があります。
視神経炎の治療では、主にステロイド薬が使用されます。ステロイドは視神経の炎症を抑え、視力の回復を促す目的で用いられます。特に症状が強い場合や視力低下が急速な場合には、短期間で大量のステロイドを点滴投与するステロイドパルス療法が行われ、その後は内服ステロイドで炎症の再燃を防ぎながら徐々に薬の量を減らしていきます。この治療は発症早期に開始するほど効果が期待できると言われています。
ただし、ステロイドには副作用がみられることがあり、治療中は注意が必要です。短期間でも不眠、食欲増加、気分の変化、血糖値上昇、胃の不快感などがみられることがあります。長期的に使用する場合には感染症にかかりやすくなる、骨粗しょう症、体重増加、糖尿病の悪化、白内障や緑内障の進行といった副作用が生じることもあります。そのため、医師の指示に従い、定期的に状態を確認しながら治療を進めることが大切です。
また、視神経炎の背景に多発性硬化症、視神経脊髄炎、MOG関連疾患などがある場合は、再発を防ぐために免疫抑制薬や生物学的製剤などを継続的に使用することがあります。治療は病型によって異なるため、正確な診断と適切な治療方針の決定が重要とされています。
(参考文献)
日本神経学会.“多発性硬化症・視神経脊髄炎スペクトラム障害診療ガイドライン”..https://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdf/koukasyonmosd2023.pdf,(参照 2025-12-08).
.“ガイドライン・答申”..https://www.nichigan.or.jp/member/journal/guideline/detail.html?itemid=296&dispmid=909,(参照 2025-12-08).
三村 治ほか.“抗アクアポリン 4 抗体陽性視神経炎診療ガイドライン”..https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/member/guideline/aquaporin.pdf,(参照 2025-12-08).
視神経炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
視神経炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
視神経炎が疑われる場合は、まず眼科を受診することが推奨されます。
視神経炎が疑われる場合は、まず眼科を受診することが推奨されます。視力低下や視野の異常、色の見え方の変化、眼を動かしたときの痛みといった症状は眼科疾患との区別が必要であり、眼底検査や視野検査、場合によってはOCTやMRIなどの精査につながるためです。
眼科では視神経の炎症が疑われる所見が得られた場合、必要に応じて神経内科と連携し、血液検査や画像検査を通して多発性硬化症や視神経脊髄炎、MOG関連疾患などの診断につなげることができます。
特に視力低下が急激に進行する場合や痛みを伴う場合は早期対応が重要であり、早めに眼科を受診し、必要に応じて神経内科の評価も受けることが望ましいとされています。
(参考文献)
日本神経学会.“多発性硬化症・視神経脊髄炎スペクトラム障害診療ガイドライン”..https://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdf/koukasyonmosd2023.pdf,(参照 2025-12-08).
.“ガイドライン・答申”..https://www.nichigan.or.jp/member/journal/guideline/detail.html?itemid=296&dispmid=909,(参照 2025-12-08).
三村 治ほか.“抗アクアポリン 4 抗体陽性視神経炎診療ガイドライン”..https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/member/guideline/aquaporin.pdf,(参照 2025-12-08).
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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
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