視神経炎が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?
視神経炎が疑われる場合、できるだけ早く医療機関を受診することが重要です。
視神経炎が疑われる場合、できるだけ早く医療機関を受診することが重要です。急に視力が低下したり、物がかすんで見えるようになったときは注意が必要です。視野の中心が暗く感じる中心暗点や、赤色があせて見えるなど色の見え方がおかしいと感じた場合も、視神経の障害が疑われます。また、眼球を動かすと痛みが出るという症状も視神経炎の初期に現れやすいサインで、発症から数日で進行することがあるため、放置せず早めの受診が望まれます。
視力の変化が片眼でも短期間で起こっている場合は特に注意し、可能なら数日以内、できれば症状に気づいた時点で受診することが推奨されます。早期に診断・治療を行うことで、視機能の回復が期待できる可能性が高まります。したがって、急な視覚障害や見え方の変化を自覚した際は受診の目安となり、迷う場合でも早めに眼科に相談することが大切です。
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(参考文献)
日本神経学会.“多発性硬化症・視神経脊髄炎スペクトラム障害診療ガイドライン”..https://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdf/koukasyonmosd2023.pdf,(参照 2025-12-08).
.“ガイドライン・答申”..https://www.nichigan.or.jp/member/journal/guideline/detail.html?itemid=296&dispmid=909,(参照 2025-12-08).
三村 治ほか.“抗アクアポリン 4 抗体陽性視神経炎診療ガイドライン”..https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/member/guideline/aquaporin.pdf,(参照 2025-12-08).
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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
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