視神経炎の場合、日常生活で気を付けることはありますか?
視覚症状の変化に気付いたら早めに医師へ相談することです。
視神経炎と診断された場合や治療中は、視覚症状の変化に気付いたら早めに医師へ相談することが大切です。視力低下や色の見え方の変化が再び現れたり、痛みが強くなったりする場合は、炎症の再燃や治療方針の見直しが必要となる場合があります。ステロイド治療を行っている場合は、副作用予防のためにいくつかの配慮が重要です。
感染症にかかりやすくなる可能性があるため、手洗い・うがい・人混みでの感染対策を意識し、発熱や体調の変化があれば早めに医師に報告しましょう。食欲増加や血糖上昇がみられることもあるため、バランスの良い食事と適度な運動を心がけるとともに、過度な飲酒や深夜までの活動は控えることが推奨されます。
視機能が一時的に低下している場合は、車の運転や高所作業など危険が伴う行動は慎重に判断し、安全を確保することが大切です。日常生活の過ごし方によって病気の経過が大きく左右されるわけではありませんが、症状を悪化させないための工夫と、体調や視力の変化に敏感でいることが回復に役立ちます。無理のない生活を心がけながら、定期的に医療機関で経過を確認していくことが大切です。
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(参考文献)
日本神経学会.“多発性硬化症・視神経脊髄炎スペクトラム障害診療ガイドライン”..https://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdf/koukasyonmosd2023.pdf,(参照 2025-12-08).
.“ガイドライン・答申”..https://www.nichigan.or.jp/member/journal/guideline/detail.html?itemid=296&dispmid=909,(参照 2025-12-08).
三村 治ほか.“抗アクアポリン 4 抗体陽性視神経炎診療ガイドライン”..https://www.nichigan.or.jp/Portals/0/resources/member/guideline/aquaporin.pdf,(参照 2025-12-08).
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東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
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