卵巣がんが再発しない人には何か特徴はありますか?
一般的は早期がんの場合には再発しづらいといえるでしょう。
一般的にはより早めに診断、治療を開始できた場合には卵巣がんが再発しづらい傾向があります。
具体的には、手術でがん細胞が完全に取り除かれた場合やがんが卵巣内にとどまっているⅠ期では、再発率が低い傾向にあります。
一方で、進行卵巣がんの場合、初回治療で一時的にがんが消失または減少(緩解)しても、再発率が高いことが報告されています。再発した場合は主に薬物療法で治療を行い、再発までの期間などで使用する薬が異なります。
再発率には、他にも患者さんの体質や健康状態、がんの種類などによっても影響を受けます。
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最終更新日:
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
公益社団法人日本産婦人科腫瘍学会. 卵巣がん・卵管癌・腹膜癌治療ガイドライン2020年版. 金原出版. 2020
吉岡 弓子. 再発卵巣癌に対する治療戦略. 産婦人科の進歩. 2013, 65, p.110-111.
国立がん研究センター.“院内がん登録生存率集計結果閲覧システム 卵巣がん(卵巣癌)”.国立がん研究センター.https://hbcr-survival.ganjoho.jp/graph?year=2014-2015&elapsed=5&type=c25#h-title,(参照 2024-09-10).
日本婦人科腫瘍学会.“市民の皆様へ 卵巣腫瘍”.日本婦人科腫瘍学会.https://jsgo.or.jp/public/ransou.html,(参照 2024-09-10).
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