特発性血小板減少性紫斑病（ITP）は口の中に症状が出ますか？
はい、ITPでは口の中に点状出血や歯ぐきからの出血などの症状が出現します。
はい、ITPでは口腔内にも症状が出ることがあります。典型的には、頬や口蓋、舌に赤紫色の点状出血や小さな紫斑が出現します。また、歯ぐきからの出血や、抜歯後の止血困難も特徴的です。血小板が著しく少ないと、口の中に大きな血豆のような血腫ができることもあります。
これらの口腔症状は、血小板減少のサインとして重要で、特に粘膜出血は重症化の指標とされるため、注意が必要です。患者さん自身も鏡で確認しやすい部位なので、日常的に観察し、異常が見られたら、早めに受診することが大切です。
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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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特発性血小板減少性紫斑病（ITP）
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