逆流性食道炎
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逆流性食道炎のロサンゼルス分類について教えてください。
新潟大学大学院医歯学総合研究科 消化器科
吉岡 藍子 監修
逆流性食道炎の、内視鏡における粘膜傷害の程度を分類しています。グレードN (正常) ⇒M⇒A⇒B⇒C⇒Dの順に病気が進行します。一般的にA,Bは軽症型,C,Dは重症型食道炎です。
以下の順に傷害程度が定義されます。
- グレードN(正常)
- グレードM(色調変化のみ)
- グレードA(5mm以下の粘膜傷害がある状態)
- グレードB(5mmを超える粘膜傷害がある状態)
- グレードC(食道の2条以上の粘膜ひだにまたがる粘膜傷害)
- グレードD(食道の全周の4分の3を超える粘膜傷害がみられます)
胸やけなどの自覚症状と相関しないこともあるので、内視鏡的変化を認めなくても投薬が検討されます。
(参考文献)
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