逆流性食道炎と胃食道逆流症の違いを教えてください。
逆流性食道炎と胃食道逆流症は、よく似ていますが異なる概念です。
逆流性食道炎(GERD)と胃食道逆流症は、関連していますが、異なる概念です。
胃食道逆流症は、胃酸が食道に逆流することで引き起こされる病態全般を指します。
これにより胸やけ、呑酸、膨満感、嘔吐、咳などの症状が起こります。このとき、必ずしも食道の粘膜に変化を認めない場合もあります。
一方、逆流性食道炎は、GERDの進行によって食道の粘膜にびらんを起こした状態を指します。
つまり、すべてのGERDが逆流性食道炎を引き起こすわけではなく、逆流性食道炎はGERDのなかでも食道粘膜にびらんを認めるもの、と整理できます。
診断と治療には、症状の重さや頻度、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の結果を基にした医師の診断が重要です。
逆流性食道炎の治療やオンライン診療について詳しく知りたい場合は、かかりつけ医に相談することをおすすめします。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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