逆流性食道炎
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更新日:1/25/2023
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逆流性食道炎について「ユビー」でわかること
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逆流性食道炎とは
胃に入ったものが食道に逆流すると、食道が胃酸にさらされて粘膜がただれ、胸やけなどの症状が引き起こされます。一気に食べたり、食後すぐに横になったり、肥満があったり、背中が曲がっているような場合に逆流しやすいと言われていますが、原因がわからない場合もあります。胃カメラで食道炎を確認しますが、見た目に変化がない場合もあります。胃酸を抑える薬を内服することが主な治療になります。
逆流性食道炎の特徴的な症状
進行後のリスク
胃酸の逆流によって、胸やけ、酸っぱい感じ、みぞおちの痛み、のどの違和感、心臓や肺の病気がないのに続く咳などの症状が起こります。食道炎を繰り返したり、長く食道炎が続いていると、治っていく過程で食道が狭くなり、食べ物が下に落ちていかないことや、食道の粘膜が胃の粘膜に置き換わって、バレット食道という変化が起こる場合があります。バレット食道は欧米人に多いと言われていますが、ここから癌が発生することもあります。
対処法
一気に食べ過ぎない、食後はすぐ横にならず30分〜1時間程度は座った状態あるいは立った状態で食べ物が下に落ちるようにする、お酒を飲みすぎない、痩せる、姿勢をよくするなどの生活習慣の見直しで良くなることがあります。さらに、胃酸を抑える薬を数週間内服することで症状はほとんど改善します。薬をやめて症状が再発するような場合は、長く薬を続けることもあります。 食道から胃に入る部分の筋肉が緩んでいたり、逆流しやすい形の場合は、治りにくいこともあり、手術で形を整えることもありますが、稀です。
参考文献
日本消化器病学会雑誌 2017;114:1781―1789 藤原靖弘
GERD診療の進歩と問題点 GERD疫学―最近の動向― 日本消化器病学会雑誌 2017;114:1790―1796 飯島克則
GERD診療の進歩と問題点 GERD の内科的治療の進歩
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