慢性腎不全が原因で骨軟化症になりますか?
はい、慢性腎不全が原因で骨軟化症になる可能性があります。
慢性腎不全が原因で、腎性骨異栄養症(腎臓の働きが悪くなり、うまく体の中のカルシウムやリンのバランスを保ちビタミンDを活性化することができなくなる)が起こります。骨軟化症は腎性骨異栄養症の一つに含まれます。慢性腎不全ではリン酸・カルシウムの代謝異常およびビタミンDの活性化障害により、骨の石灰化障害を引き起こします。
腎機能低下により、腎臓での1α-ヒドロキシラーゼ活性が低下し、活性型ビタミンD(1,25-ジヒドロキシビタミンD)の産生が減ります。これにより腸管からのカルシウム吸収が低下し、二次性副甲状腺機能亢進症により骨の中のカルシウムが減っていきます。また、リン排泄異常に伴う高リン血症やFGF23過剰も関与し、骨の形成が遅れ、石灰化の不十分な骨基質が蓄積します。
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医療法人社団メレガリ うるうクリニック関内馬車道 糖尿病・内分泌科
濵﨑 秀崇 監修
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