変形性脊椎症に効果的なストレッチや筋トレはありますか?

この病気の症状を和らげ、進行を抑えるためには、適切なストレッチや筋肉トレーニングが効果的です。

解説

この病気の症状を和らげ、進行を抑えるためには、適切なストレッチや筋肉トレーニングが効果的です。

以下が、その代表的なものです。

効果的なストレッチ

この病気におけるストレッチの目的は、硬くなった筋肉をほぐし、脊椎の動きを滑らかにすることです。痛みを感じない範囲で、ゆっくりと行うようにしましょう。

  • 膝抱え込み: 仰向けになり、両膝を抱えてゆっくりと胸に引き寄せます。
  • 腰ひねり: 仰向けになり、片方の膝を立てて反対側に倒します。このとき、両肩が床から離れないようにします。しびれを感じるようであればやめておきましょう。
  • 背中丸め: 四つん這いになり、息を吐きながらゆっくりと背中を丸めます。次に、息を吸いながら背中を軽く反らせます。腰を過度に反らせないように注意しましょう。

効果的な筋肉トレーニング

この病気においては、体幹の筋肉を鍛えることが重要です。これらの筋肉は、腰椎への負担を軽減する役割があります。

  • ドローイン: 仰向けになり膝を立て、息を吸ってお腹を膨らませたあと、息を吐きながらお腹を凹ませて数秒キープします。
  • プランク: うつ伏せになり、肘とつま先で体を支え、体を一直線に保ちます。腰が反りすぎないように注意が必要です。
  • バードドッグ: 四つん這いになり、対角線上の手足を床と平行にゆっくりと伸ばします。
  • ヒップリフト: 仰向けになり膝を立て、お尻を持ち上げて体を一直線にします。腰を反りすぎないように注意が必要です。

病気の症状や進行具合は個人によって異なります。上で挙げた運動は一般的なものであり、必ず医師や理学療法士といった専門家のアドバイスを受けてから行うようにしましょう。

公開日

最終更新日

山田記念病院 整形外科 整形外科部長

濱畑 智弘 監修

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