変形性脊椎症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?
薬を調整したり、装具療法やリハビリを併用したます。長期間改善が乏しければ、手術の必要性を検討します。
薬を調整したり、装具療法やリハビリを併用したりすることで、症状の改善が得られることもあります。長期間改善が乏しければ、手術の必要性を検討します。
この病気の主な治療法は、手術を行わない保存療法です。特に薬物療法については、症状の出やすい状況や症状の性質、程度などを考慮しながら個人に合った薬の種類や量を調整します。
いくつかの種類の薬を併用することで、効果が得られることもあります。
このように、何度か処方内容の調整が必要となることも多いため、薬が効かないと感じた場合には治療担当医にしっかりと伝えるようにしましょう。
また、保存加療には装具の使用やリハビリ、温熱療法など、ほかにも種類があります。
状況によっては、少しの間安静に過ごすことや、首・腰に負担がかからないように生活を調整する必要がある場合があります。
薬とともに、これらを組み合わせることで症状の改善が得られることも多いです。
一方で、上記のような対策を長期間行っていても、症状の十分な改善が得られない場合や、麻痺や歩行障害といった重症の神経障害が現れた場合には手術について必要性を検討していきます。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
日本整形外科学会.変形性脊椎症.日本整形外科学会,https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spinal_osteophytosis.html(参照 2025-04-28)
.「腰部脊柱管狭窄症」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる.日本整形外科学会,https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/lumbar_spinal_stenosis.html(参照 2025-04-28)
変形性脊椎症.日本臨床整形外科学会,https://jcoa.gr.jp/%E5%A4%89%E5%BD%A2%E6%80%A7%E8%84%8A%E6%A4%8E%E7%97%87/(参照 2025-04-28)
日本理学療法士協会.“腰痛を予防して 腰痛を予防していつまでも「笑顔」に”..https://www.japanpt.or.jp/about_pt/asset/pdf/handbook03_whole_compressed.pdf,(参照 2025-04-28).
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