抗リン脂質抗体症候群の場合、主にどのような治療をしますか?
抗血小板薬や抗凝固薬を用いて、血栓症に対する治療を行います。
治療は、症状やリスクに応じて異なります。主に次のように治療を行います。
リン脂質抗体が陽性で血栓症を起こしてしまった場合
抗血小板薬や抗凝固薬を用いて、血栓症に対する治療を行います。また続発性の抗リン脂質抗体症候群では、原病の治療も重要です。
リン脂質抗体が陽性で流産や妊娠合併症のリスクが高い場合
妊娠前から抗血小板薬を開始したり、妊娠中にはヘパリンを投与することもあります。
リン脂質抗体が陽性ですが症状のない場合で血栓症のリスクが低い場合
無治療で経過観察を行うこともあります。
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最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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