「抗リン脂質抗体症候群」とはどのような病気ですか?
抗リン脂質抗体という自己抗体が血中に存在することで、動脈や静脈の血栓症や習慣性流産などを引き起こす病気です。
抗リン脂質抗体という自己抗体が血中に存在することで、動脈や静脈の血栓症や習慣性流産などを引き起こす病気です。
血栓症は下肢静脈血栓症(エコノミークラス症候群)や脳梗塞が一般的ですが、どの部位でも起こる可能性があります。
特に基礎疾患がなく発症する原発性と、全身性エリテマトーデスやシェーグレン症候群などの自己免疫性疾患に合併する続発性があります。原発性抗リン脂質抗体症候群は、指定難病のひとつとされています。
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最終更新日:
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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