特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の重症度分類を教えてください。
ITPは血小板数と出血症状でステージI〜Vに分類され、ステージII以上が治療対象です。
免疫性血小板減少症の重症度は、血小板数と出血症状の組み合わせで、ステージI〜Vに分類されます。
血小板数は「2万未満」「2万以上5万未満」「5万以上10万未満」の3群、臨床症状は「無症状」「皮下出血」「粘膜出血」「重症出血(頭蓋内出血や消化管大量出血など)」の4段階に区分されます。
これらを組み合わせることで重症度が定められ、血小板数が低く症状が重いほどステージが高くなります。例えば、血小板が2万/µL未満で粘膜出血を伴えばステージIV、同条件で重症出血があればステージVと判定されます。
一般にステージII以上が治療対象とされ、危険な出血の有無と血小板数を基準に治療方針が決定されます。


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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
(参考文献)
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