重症筋無力症の眼筋型とはなんですか?

眼瞼下垂や複視といった目の症状だけの場合を眼筋型と呼びます。

解説

重症筋無力症は、神経と筋肉の接合部で筋肉側の受容体が自己抗体によって攻撃される自己免疫疾患です。

この病気は全身の筋力低下や疲れやすさを引き起こし、特にまぶたが下がったり、物が二重に見えたりする目の症状が現れやすいです。

全身の症状がなく、目の症状だけの場合を「眼筋型」、全身に症状がある場合は「全身型」と呼びます。

眼瞼下垂(まぶたが下がる症状)は、最初は片方の目に現れますが、比較的早い段階で反対側や両方の目に広がることが多いです。

そのため、長い間片方の目だけに症状がある場合は、重症筋無力症(MG)以外の原因を考えたほうがよいです。

公開日

最終更新日

東京頭痛クリニック 脳神経内科

越智 佳奈 監修

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(参考文献)

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重症筋無力症

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重症筋無力症の軽度の症状を教えてください。

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重症筋無力症による眼瞼下垂について教えてください。

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重症筋無力症は、握力の低下を引き起こす可能性があります。

重症筋無力症の患者さんは何人いますか?

2018年の調査によると、重症筋無力症の患者さんは29,210人と言われています。

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重症筋無力症は自己免疫疾患ですか?

重症筋無力症は原因不明の自己免疫疾患です。

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胸腺腫、その他の自己免疫疾患を合併することがあります。

重症筋無力症の治療費はどのくらいですか?

一般的には高額になることが多いですが、指定難病に分類されているため、医療費の助成制度が利用できます。

重症筋無力症の手術について教えてください。

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