B型肝炎がうつる確率はどのくらいですか?

感染する確率は、接触の状況などによって異なるため一概には言えません。

解説

B型肝炎ウイルスに感染する確率は、B型肝炎ウイルスの活動性の高さや、B型肝炎ウイルスを含む血液や体液にどのように接触したのかなどによって異なるため一概には言えません。
例えば、B型肝炎の患者さんの血液がついた針を、医療従事者が誤って自分の体に刺してしまった場合に肝炎にかかる確率は約30~60%との報告があります。

一方で、血液や体液に直接触れることのない、握手・会話・会食のような日常行為では、B型肝炎ウイルスに感染する恐れはありません。

公開日

最終更新日

医療法人社団明世会成城内科 消化器科

重松 秀 監修

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関連するQ&A

B型肝炎の給付金とは何ですか?

過去の集団予防接種などでB型肝炎ウイルスに感染した方が、給付対象と認定された場合に支払われるものです。

B型肝炎の抗原や抗体にはどのようなものがありますか?HBs抗原が陽性とはどのような意味ですか?

HBs抗原などがあります。HBs抗原が陽性の場合、B型肝炎ウイルスに感染していると判断されます。

B型肝炎のキャリアとは何ですか?

B型肝炎ウイルスに持続的に感染している状態をキャリアと呼びます。

B型肝炎ウイルスの感染経路にはどのようなものがありますか?性行為やお風呂、血液に触ることで感染しますか?

血液や体液を通じて感染します。感染の可能性は、性行為や血液の接触では高く、お風呂の共有では低いです。

B型肝炎ウイルスの検査にはどのようなものがありますか?

血液検査を行い、B型肝炎ウイルスの有無を調べます。

医療従事者はB型肝炎ワクチンを接種しなければいけませんか?

B型肝炎の患者さんの血液や体液に接するリスクがあるため、B型肝炎ワクチンの接種が推奨されています。

大人がB型肝炎ワクチンを接種する場合、費用や接種間隔(スケジュール)はどうなりますか?

費用は施設により異なります。まず4週間隔で2回、さらに初回から20~24週経過後に1回接種します。

B型肝炎ワクチンにはどのような副反応がありますか?

発熱や接種部位の赤みや腫れなど、一般的なワクチンの副反応が起こる場合があります。

B型肝炎のワクチン(予防接種)はありますか?接種を受けるべきですか?

B型肝炎ワクチンはあります。WHOはすべての幼児と感染リスクのある成人のワクチン接種を推奨しています。

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