B型肝炎のセルフチェックはできますか?
B型肝炎はセルフチェックだけでは不十分とされ、血液検査による確認が必要です。
B型肝炎は感染していても無症状のことが多く、症状の有無だけで感染を判断することはできません。感染が心配な場合は、医療機関や保健所で血液検査を受けることが大切です。
B型肝炎のセルフチェックが難しい理由
B型肝炎は、感染していても症状が現れないことが多い病気です。特に乳幼児期に感染した場合、数年から数十年にわたって無症状のまま経過する「キャリア」の状態が続くことがあります。また、急性感染でも多くの人は症状が現れないとされており、症状の有無だけではB型肝炎に感染しているかどうかを判断することはできません。感染の有無は、医療機関での血液検査によって確認する必要があります。
B型肝炎の感染リスクが高い行為・状況
以下のような行為や状況では、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染するリスクが高まるとされています。
- 避妊具を使用しない性的接触
- 注射器の使いまわし
- 適切に消毒されていない器具でのピアスや入れ墨
- B型肝炎ウイルスに感染している母親からの出産時の感染(母子感染)
これらに心当たりがある場合は、症状がなくても一度検査を受けることが大切です。
B型肝炎の主な症状
急性B型肝炎に感染した場合、1〜6ヶ月の潜伏期間を経て、以下のような症状が現れることがあります。
これらの症状は数週間続くことがあるとされています(厚生労働省検疫所)。ただし、症状が現れない場合も多いため、症状がないからといって感染していないとは限りません。
B型肝炎の検査を受けるには
B型肝炎の感染の有無は、血液検査(HBs抗原検査)で調べることができます。保健所や自治体が委託する医療機関では、肝炎ウイルス検査を無料で受けることができます。すべての国民が少なくとも1回は肝炎ウイルス検査を受ける必要があるとされています。感染リスクのある行為に心当たりがある場合や、倦怠感・黄疸などの症状が続く場合は、早めに医療機関への受診をご検討ください。
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(参考文献)
日本肝臓学会 肝炎診療ガイドライン作成委員会 編「B型肝炎治療ガイドライン(第5版)」2026年6月.https://www.jsh.or.jp/lib/files/medical/guidelines/jsh_guidlines/B_v5.pdf,(参照 2026-08-14).
厚生労働省『肝炎ウイルス検査』.https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/kanen/kangan/hepatitis_kensa.html,(参照 2026-08-14).
肝炎情報センター(国立健康危機管理研究機構)『B型肝炎』.https://www.kanen.jihs.go.jp/sick/kinds/b_gata.html,(参照 2026-08-14).
厚生労働省検疫所(FORTH)『B型肝炎について(ファクトシート)』2016年.https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2016/07271349.html,(参照 2026-08-14).
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