小細胞肺がんに対して予防できることはありますか？

肺がん予防には、禁煙が最も効果的です。特に小細胞肺がんは喫煙との関連が強いため、喫煙者は禁煙し、非喫煙者はタバコの煙を避けることが強く推奨されます。
禁煙を始めてから10年後には、肺がんのリスクが禁煙しなかった場合と比べ約半分に減少するとされています。

喫煙者は非喫煙者に比べ、男性で4.4倍、女性で2.8倍肺がんになりやすく、喫煙開始年齢が若いほど、喫煙量が多いほどリスクが高まります。また、受動喫煙も肺がんリスクを2～3割程度高めるとされています。

さらに、がん全般の予防としては、適度な飲酒、バランスの良い食事、適度な運動、適正体重の維持、感染予防が重要です。