特発性血小板減少性紫斑病(ITP)で線状の内出血ができますか?
線状の内出血はITPではまれで、多くは掻き傷など外的刺激によるものと考えられます。
ITPで典型的にみられるのは、点状出血や斑状出血であり、線状の内出血は一般的ではありません。線のように見える内出血は、多くの場合、爪で強く掻いたり、衣服や物で擦れたりといった外的刺激が加わることで、皮下に出血が起こる結果です。
血小板が減っている状態では、ごく軽い外力でも出血が起きやすくなるため、通常なら跡にならない程度の摩擦でも、紫色の線が残ることがあります。「ITPだから線状出血が起きやすい」というより、「血小板が少ないため、小さな外傷でも形が残りやすい」と考えられます。ITPでの典型的な所見は、散在する点状もしくは斑状出血です。
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東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 悪性腫瘍治療研究部 腫瘍 血液内科
村橋 睦了 監修
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