不安障害
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不安障害と心配性の違いは何ですか?
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
不安に伴う症状が激しい場合などに不安障害(不安症)の診断がつく場合があります。心配性は診断名ではありません。
不安はすべての人が体験するものであり、不安そのものが病気というわけではありません。危険を知らせて警戒を促し、人が脅威に対処するための策を講じられるようにするためのものでもあります。その人に警告して、危険に先んずるような確かな行動を遂行させることで、傷つくのを防いでくれます。
不安の体験には、動悸や発汗などの生理的なものと、緊張や怯えを意識することの2種類の要素があります。
- 不安に伴う反応が激しい
- 脅威がない状況でもまた不安になることについて心配する
- 不安を引き起こす状況を避けるような行動をとる
などの場合には、不安障害(不安症)の診断がつく場合があります。
”心配性”は診断名ではありませんが、ささいな脅威でも不安が引き起こされやすい人を指す場合があるでしょう。
(参考文献)
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