多動症の衝動性について教えてください。
待つことやルールを守ることが苦手で、突然の行動でトラブルを起こしたり、感情的になったりもします。
注意欠如・多動症（ADHD）では、不注意、多動性、衝動性が、「混合して存在」するか、「不注意優勢に存在」か、「多動・衝動優勢に存在」かに分類されます。衝動性については、以下のような行動で現れることがあります。
- 軽はずみで唐突な言動が多い
- ルールの逸脱が多い
- 順番を待つのが苦手
- 他の子どもにちょっかいを出し、トラブルが多い
- 道路へ突然飛び出したりする
- 相手の話が最後まで聞けず、途中で発言してしまう
- 感情的になりやすくトラブルが多い
特に子どものころは、
- いきなり母親の手を振り切って駆け出す
- 遊具や遊びの順番を待てない
- 他の子どもが邪魔になると突き飛ばす
- 他の子どもの持ち物を取り上げる
などにより、幼稚園などでトラブルになることもあるでしょう。
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公開日：
最終更新日：
精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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