「キャッスルマン病」とはどのような病気ですか?
リンパ節が腫れるまれな病気で、原因はよくわかっていません。
キャッスルマン病は、リンパ節の異常な増殖を特徴とするまれな病気で、原因は不明です。
小児から70歳代まで幅広い年齢層でみられます。
この病気は、病変の範囲によって大きく2つに分けられますが、特に多中心型は症状が多彩で、一部は難病指定となっています。
1:限局型
病変がひとつのリンパ節・組織にのみ存在する単中心性(限局型)キャッスルマン病(Unicentric Castleman Disease、 UCD)
2:多中心型
病変が複数のリンパ節・組織に広がる多中心性キャッスルマン病(Multicentric Castleman Disease、 MCD)
公開日:
最終更新日:
兵庫医科大学病院 輸血・細胞治療センター 血液内科
山原 研一 監修
(参考文献)
Kah-Lok Chan, Stephen Lade, H Miles Prince & Simon J Harrison."Update and new approaches in the treatment of Castleman disease".Journal of Blood Medicine.Volume 7, 2016 : 145-158
厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「非癌、慢性炎症性リンパ節・骨髄異常を示すキャッスルマン病、TAFRO症候群その類縁疾患の診断基準、重症度分類の改正、診断・治療のガイドラインの策定に関する調査研究」班.“キャスルマン病診療ガイドライン令和2年度初版”.Mindsガイドラインライブラリ.https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00624/,(参照 2024-08-22).
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