身長が伸びるか伸びないか、爪の特徴でわかりますか?

爪の特徴にもとづいて身長が伸びるかどうかを判断することはできません。

解説

現在、『身長が伸びるか伸びないか、爪の特徴でわかりますか?』を研究した有効なデータは、確認できません。
このため、以下に個人の見解を記載します。

個人の見解

爪の特徴と身長の伸びには医学的な関連性はありません。爪と骨は、まったく異なる組織であり、伸びるメカニズムも違います。

骨は、成長板と呼ばれる成長期特有の組織で軟骨が骨に置き換わることによって、長軸方向に伸びていきます。

一方、爪は、髪の毛などと同じタンパク質の一種、ケラチンで構成されています。

爪母と呼ばれる爪の根元の特殊な組織で細胞が分裂を繰り返し、古い細胞が指先に向かって押し出されていき、角質化して硬くなったものが爪です。

骨の成長と爪は直接関係はなく、爪の特徴をみても身長が伸びるかどうかを判断することはできません。

公開日

最終更新日

宮城県立こども病院 小児科

谷河 翠 監修

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低身長症

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関連するQ&A

「低身長症」とはどのような病気ですか?

低身長症とは、同じ年齢・性別の平均身長よりも著しく低い状態を指します。

低身長症の原因は何がありますか?

低身長症の原因には、内分泌系の病気から遺伝的病気、家族性などさまざまなものがあります。

低身長症ではどのような症状がありますか?

低身長以外の症状は、基礎疾患によりさまざまです。

低身長症には初期症状はありますか?

低身長症の初期症状は、同年齢・同性の平均身長よりも著しく低く、成長速度が遅いです。

低身長症の場合、主にどのような治療をしますか?

低身長症の治療は、成長ホルモン治療や甲状腺ホルモン治療など原因に応じてさまざまです。

低身長症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

低身長症が疑われる場合、小児科や内分泌内科を受診するとよいでしょう。

低身長症が疑われる場合、病院を受診する目安はありますか?

身長が同性・同年齢の平均よりも著しく低く、成長速度が遅いなどの場合は病院を受診しましょう。

低身長症のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

低身長症は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

低身長症の治療は背景にある病気によりさまざまです。成長ホルモン分泌不全症などに対しては成長ホルモン製剤の皮下投与を行います。

低身長症で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

成長ホルモン分泌不全症に対する治療は薬以外はありません。

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