急性糸球体腎炎
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/07/18
あなたの症状と急性糸球体腎炎の関連をAIでチェックする
急性糸球体腎炎について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
急性糸球体腎炎と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
便に赤い血が混じっている
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
- 症状の頻度
- 年に数回程度は同じような症状がある
赤い尿や血尿が最近出た
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の頻度
- 初めての症状である
むくみがある
- 症状の状態
- 赤い斑点(ブツブツ)がある
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
急性糸球体腎炎とはどんな病気ですか?
「糸球体腎炎」とは、糸球体という腎臓の尿をろ過する部分に炎症が起こる病気です。症状にはむくみや血尿、尿量の減少、高血圧などがありますが、無症状であることも多いです。尿検査で尿蛋白や尿鮮血が陽性であったり、血尿が出たりした場合には、糸球体腎炎の可能性がありますので腎臓内科を受診しましょう。
急性糸球体腎炎の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
急性糸球体腎炎への対処法は?
まずは医療機関を受診しましょう。
急性糸球体腎炎の専門医がいる近くの病院はありますか?
急性糸球体腎炎の専門医がいる病院を見る急性糸球体腎炎のQ&A
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説糸球体腎炎のセルフチェックは、ある程度可能です。以下、当てはまる項目がある場合は、専門医の診断を受けることをおすすめします。
糸球体腎炎を疑うためのチェック項目
症状
症状がある場合は以下もチェック
など
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るRichard J. Glassock et al. Treatment of Primary Glomerulonephritis (3 edn) . Oxford Academic. 2019
Hans-Joachim Anders et al. Glomerulonephritis: immunopathogenesis and immunotherapy. Nat Rev Immunol. 2023, 23, p.453-471.
.“What is Glomerulonephritis?”.National kidney.https://www.kidney.org/atoz/content/glomerul#are-there-different-types-glomerulonephritis,(参照 2024-03-15).
日本腎臓学会.“糸球体腎炎”.日本腎臓学会.https://jsn.or.jp/general/kidneydisease/symptoms05.php#p-003,(参照 2024-03-15). - A.
初期症状として、顔のむくみや疲労感、発熱などが挙げられますが、無症状であることも多いです。
解説糸球体腎炎の初期症状については、急性の場合はわかりやすいですが、慢性の場合はわかりづらいことも多いです。
急性糸球体腎炎では、以下のような症状が見られることがあります。- 突然顔がむくむ
- 尿に血が混じる
- 尿が泡立つ
- 尿の量が減る
- 血圧が高くなる
慢性糸球体腎炎でも同じような症状がみられますが、 年単位で緩やかに進行するため自覚症状なく進行することもあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るRichard J. Glassock et al. Treatment of Primary Glomerulonephritis (3 edn) . Oxford Academic. 2019
Hans-Joachim Anders et al. Glomerulonephritis: immunopathogenesis and immunotherapy. Nat Rev Immunol. 2023, 23, p.453-471.
.“What is Glomerulonephritis?”.National kidney.https://www.kidney.org/atoz/content/glomerul#are-there-different-types-glomerulonephritis,(参照 2024-03-15).
日本腎臓学会.“糸球体腎炎”.日本腎臓学会.https://jsn.or.jp/general/kidneydisease/symptoms05.php#p-003,(参照 2024-03-15). - A.
むくみや血尿、尿量の減少、高血圧、発熱や倦怠感などが起こります。
解説糸球体腎炎では、以下のようなことが症状として生じることが多いです。
また、糸球体の障害が強いと、漏れるタンパクの量が多くなり、 ネフローゼ症候群という状態を呈して四肢にひどいむくみを起こすことがあります。
さらに、血管炎と呼ばれる病気で起こる腎炎のうち、週〜月単位で急激に悪くなる場合を、急速進行性糸球体腎炎と呼び、血管炎などの全身症状が強く、発熱、 全身のだるさ、 体重減少が症状としてあらわれる場合もあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るRichard J. Glassock et al. Treatment of Primary Glomerulonephritis (3 edn) . Oxford Academic. 2019
Hans-Joachim Anders et al. Glomerulonephritis: immunopathogenesis and immunotherapy. Nat Rev Immunol. 2023, 23, p.453-471.
.“What is Glomerulonephritis?”.National kidney.https://www.kidney.org/atoz/content/glomerul#are-there-different-types-glomerulonephritis,(参照 2024-03-15).
日本腎臓学会.“糸球体腎炎”.日本腎臓学会.https://jsn.or.jp/general/kidneydisease/symptoms05.php#p-003,(参照 2024-03-15). - A.
病原体への感染、自己免疫疾患、遺伝性疾患などが考えられます。
解説糸球体腎炎の原因には、以下のようにいくつかあります。
糸球体腎炎の原因
感染症
細菌によるもので、感染関連腎炎と呼ばれるものがあります。
咽頭炎が原因であることが多く、小児では溶連菌感染が有名です。成人では、皮膚の感染をきっかけに起こるものも近年報告されています。
感染性心内膜炎という心臓の感染症に起こるものもあります。
また、ウイルスではB型肝炎、 C型肝炎、 HIVが原因でおこる腎炎もあります。膠原病、自己免疫疾患
全身性エリテマトーデスなどの膠原病、自己免疫疾患も、糸球体腎炎の原因となることがあります。中でも、抗好中球細胞質抗体(ANCA)や抗糸球体基底膜抗体(GBM)による血管炎で起こるものは、 急激に悪化することが多く、 急速進行性糸球体腎炎と呼ばれます。IgA腎症も糸球体に対する免疫の異常であり、 これらは慢性的に経過することが多いです。
その他
Alport症候群などの遺伝性疾患や、 悪性腫瘍によって引き起こされる場合もあり、 慢性の経過で腎機能が低下していきます。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るRichard J. Glassock et al. Treatment of Primary Glomerulonephritis (3 edn) . Oxford Academic. 2019
Hans-Joachim Anders et al. Glomerulonephritis: immunopathogenesis and immunotherapy. Nat Rev Immunol. 2023, 23, p.453-471.
.“What is Glomerulonephritis?”.National kidney.https://www.kidney.org/atoz/content/glomerul#are-there-different-types-glomerulonephritis,(参照 2024-03-15).
日本腎臓学会.“糸球体腎炎”.日本腎臓学会.https://jsn.or.jp/general/kidneydisease/symptoms05.php#p-003,(参照 2024-03-15).
急性糸球体腎炎について、医師からのよくある質問
- むくみがありますか?
- おしっこが出にくい、あるいは少ないですか?
- 最近、赤や茶色の尿が出ましたか?
- 食欲がなく、食事量が減っていると感じますか?
- 1ヶ月で2kg以上、心当たりがないのに体重が増えましたか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科