躁うつ病
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/26
あなたの症状と躁うつ病の関連をAIでチェックする
躁うつ病について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
躁うつ病と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
普段より落ち着きがなかったり、別人のように精力的に活動していると感じる
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
意欲が低下している
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の頻度
- 初めての症状である
集中力が下がっている
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
怒りっぽくなっている
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
躁うつ病とはどんな病気ですか?
性格が変わったように行動的になり睡眠を十分とらなくても元気に活動できる躁の時期と、気持ちが落ち込んで物事へのやる気・興味がなくなるうつの時期が数週間〜年単位で交互に繰り返します。躁とうつの程度は人それぞれです。
躁うつ病の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
躁うつ病への対処法は?
十分な休息の確保と、気分の波を安定させる薬の治療を行います。
躁うつ病の専門医がいる近くの病院はありますか?
躁うつ病の専門医がいる病院を見る躁うつ病のQ&A
- A.
双極性障害のうち躁病期は、話し方が早口になったり、駄洒落・冗談が増えたり、支離滅裂になったりします。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい。双極性障害のうち躁病エピソードが出現しているときには、話し方が変わることがあります。
双極性障害の躁病エピソードでは、笑っているかと思うと怒りっぽくなるなど、情動が不安定になることがあります。
また、会話は混乱していて、大声で早口になり、理解するのが難しくなります。活動性が増すのに伴って、会話の中に駄洒落や冗談、語呂合わせ、言葉遊び、的外れが目立つようになります。
さらに悪化すると、会話は支離滅裂となり、理解が難しくなります。 - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るはい。セルフチェックや周囲のチェックにより、双極性障害を疑うことは可能です。
主なチェック項目は以下の通りです。双極性障害のチェック項目
No.1の13項目のうち7項目が「はい」、No.2が「はい」、No.3が「中等度または重度」の場合は、双極性障害と判定されます。
No.1.今までに、いつもの自分ではないという時期があり、かつ、その時に次のようなことがありましたか?
- 他の人から見て、普段のあなたとは違うと思われてしまうほど、またはトラブルに巻き込まれてしまうほど、気分が良かったり、気分が高揚してたりしたことはありますか?
- 人に怒鳴ったり、喧嘩や口論をしたりするほどイライラしていたことはありますか?
- いつもよりもずっと、自分に自信が持てると感じたことはありますか?
- いつもよりずっと睡眠時間が少なくても、それほど困らないと感じたことはありますか?
- いつもより多弁になったり、早口になったりしましたか?
- 考えが頭の中を駆け巡って、心を落ち着かせることができなかったことはありますか?
- 周りのことに気を取られやすく、集中したり、持続的に取り組んだりするのに苦労したことがありますか?
- いつもよりずっとエネルギーに満ちていると感じたことはありますか?
- いつもよりずっと活動的であったり、多くの活動を行っていたりしたことはありますか?
- いつもよりずっと社交的だったり、外交的だったりしましたか;例えば、夜中に友人に電話をかけるとか
- いつもより性についての関心が高まったりしましたか?
- いつもの自分ならしないようなことをしたり、他の人から見れば、やり過ぎ、愚かしい、または危険だと思われるようなことしたことがありますか?
- 浪費によって、自分や自分の家族を困らせたことはありますか?
No.2. (上のNo.1で、1つ以上「はい」と答えた方に聞きます)1~13のことが、2つ以上同時に起こったことはありますか?
- はい
- いいえ
No.3. 上記のことで、どのくらい困りましたか?
例えば、仕事に支障があった、家族関係に問題があった、お金で困った、法律のトラブルがあった、口論や喧嘩をしてしまったなど。
- [ ]問題なし
- [ ]軽微な問題
- [ ]中程度の問題
- [ ]深刻な問題
- A.
明確には定義されていません。気分の波や、衝動性の高さのある方が、のちに双極性障害と診断されることもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る双極性障害の初期症状は、明確には定義されていません。
ただし、気分の落ち込みや、気分の波が周期的に見られる方は、のちに双極性障害と診断されることがあります。
また、必ずしも初期症状というわけではありませんが、衝動性の高さやアルコールをはじめとする物質使用障害、摂食障害が見られ、のちに双極性障害と診断されることもあります。
なお、パニック症、強迫症、社交不安症は、双極性障害と併存することが多いとされています。これらの症状は、適切な治療によって和らぐことがあります。 - A.
遺伝やストレスが原因とされています。異常に活力の出る状態と無気力な状態が入れかわって現れます。
解説双極性障害は、ゲノム要因の関与が大きいと言われていますが、環境的要因の関与も否定はできません。
双生児研究から双極性障害の遺伝率は70~90%と算出されています。
環境的要因としては、胎生期の母親のインフルエンザ感染、胎生期の母親の喫煙、小児期の逆境体験など、発達早期の環境因の影響が報告されています。
日本での有病率は、0.1~0.4%程度と推定され、好発年齢はおおよそ10代後半~20代前半と考えられています。
双極性障害の症状としては、- 気分が高揚した「躁状態」
- 気分が落ち込んだり興味や喜びが減る「うつ状態」
の、両方がみられます。
躁状態は、活力が亢進したり上機嫌になったりするだけでなく、怒りっぽくなることもあります。躁状態が軽い場合には気づかれにくく、うつ病として治療されていることもあります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る井上令一ほか. カプラン臨床精神医学テキスト 第3版- DSM-5診断基準の臨床への展開 -. メディカル・サイエンス・インターナショナル. 2016
日本うつ病学会. 日本うつ病学会診療ガイドライン双極性障害(双極症)2023. 医学書院. 2023
躁うつ病について、医師からのよくある質問
- 最近、意欲が低下していると感じますか?
- 最近、集中力が下がっていると感じますか?
- 普段より落ち着きがなかったり、別人のように精力的に活動していると感じますか?
- 気持ちが落ち込む前の時期に、あまり寝なくてもがんばれた時期が続いたことはありましたか?
- 夜眠らなくても大丈夫であると感じますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 精神科
- 心療内科