もやもや病
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/10
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もやもや病について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
もやもや病とはどんな病気ですか?
脳の動脈が先天的にとても細くなってしまっている状態をもやもや病と呼びます。子供の時から遅くても40代前後で見つかることが多いです。頭痛、手足がしびれるなど、症状は様々です。もやもや病は脳卒中の原因となることがあります。
もやもや病の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
もやもや病への対処法は?
気になる症状がある場合は、近くの脳神経外科を標榜したクリニック、あるいは病院の脳神経外科を受診して相談してください。
もやもや病の専門医がいる近くの病院はありますか?
もやもや病の専門医がいる病院を見るもやもや病のQ&A
- A.
もやもや病によって起こる性格の変化として、自分の感情や欲求をコントロールできなくなります。
解説もやもや病になると、高次脳機能障害が起こる可能性があります。このため、自分の感情や欲求をコントロールできず、感情の起伏が激しくなったり、計画性が低下したり、判断力が低下したりすることがあります。
これは、もやもや病になると、脳に栄養を送る血流が不足することによって、特に脳の前頭葉という部分が障害を受けることが多いからです。
前頭葉という部分では、理性や意欲、計画性といった人間らしさを司っています。
そのため、この部分が障害を受けると、突然身勝手な行動をとるようになったり、感情の起伏が激しくなったりするため、性格が変わったと捉えられることが多くなります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る冨永 悌二ほか. もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)診断・治療ガイドライン(改訂版). 脳卒中の外科. 2018, 46, p.1-24.
難病医学研究財団/難病情報センター.“もやもや病(指定難病22)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/47,(参照 2024-08-05).
栗原まな.“Q64:高次脳機能障害とはどういうものですか?”.日本小児神経学会.https://www.childneuro.jp/modules/general/index.php?content_id=71,(参照 2024-08-05). - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説もやもや病のセルフチェックに関する項目は以下の通りです。
以上の項目に当てはまるものがあれば、もやもや病のおそれがありますので、病院を受診することをおすすめいたします。
また、症状検索エンジン「ユビー」で簡単な質問に3分程度答えるだけでもセルフチェックをすることが可能です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る冨永 悌二ほか. もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)診断・治療ガイドライン(改訂版). 脳卒中の外科. 2018, 46, p.1-24.
黒田 敏ほか. もやもや病診断基準─2021 年改訂版─. 脳卒中の外科. 2022, 50, p.1-7.
難病医学研究財団/難病情報センター.“もやもや病(指定難病22)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/47,(参照 2024-08-05). - A.
初期症状として身体の片側がしびれる、言葉の発話や理解ができない、ろれつが上手く回らないといった症状がみられます。
解説もやもや病の初期症状としては、脳虚血症状(脳の血流が不足して起こる症状)、つまり、手足のしびれや麻痺(まひ)がみられる、言葉の発話や理解ができない、ろれつがうまく回らないなどの症状が挙げられます。
これらの症状は一時的に起こり、その後回復することがしばしばあります。
熱い食べ物を冷ますときやリコーダーなどを吹くときなどに、症状が一時的に出て、そこから回復することがしばしばあります。
このため、早期発見を逃してしまうことがあります。しかし、早めに治療することで、脳卒中のリスクを低下させることができるため、これらの症状が続く場合は、早めに病院を受診することが大切です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る冨永 悌二ほか. もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)診断・治療ガイドライン(改訂版). 脳卒中の外科. 2018, 46, p.1-24.
難病医学研究財団/難病情報センター.“もやもや病(指定難病22)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/47,(参照 2024-08-05). - A.
手足・顔面のしびれや頭痛、うまく言葉が出なくなるといった症状がみられます。
解説もやもや病の症状は多岐にわたります。一時的なものから固定的なもの、また、症状が全く出ない例、軽症から重症例まであります。
小児の患者さんの例
小児例では、脳虚血症状(脳の血流が不足して起こる症状)が大半を占め、手足・顔面のしびれや麻痺(まひ)を中心に、うまく言葉が出なくなったり、ろれつが回らなくなったりする構音障害がしばしば見られます。
熱い食べ物を冷ますときやリコーダーなどを吹くときなどに、症状が一時的に出て、そこから回復することがしばしばあるため、早期発見を逃してしまうことがあるので注意が必要です。小児期に脳梗塞等を来した患者さんには知能の障害が見られることがあります。成人の患者さんの例
成人例では頭蓋内出血が3~4割で見られ、出血の場所にもよりますが、症状は激しい頭痛や麻痺、意識障害(呼びかけへの反応が悪いなど)などが現れます。
頭痛など軽微な症状や無症状の状態で頭部の検査をした所、この病気が判明する患者さんも近年増えています。
高次脳機能障害といって成人の患者さんに情報処理能力、注意力、記憶力などの低下を来すこともあります。
また、けいれん発作や手足が意思に反してガクガクと動いてしまう不随意運動という症状もまれに見られます。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る冨永 悌二ほか. もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)診断・治療ガイドライン(改訂版). 脳卒中の外科. 2018, 46, p.1-24.
難病医学研究財団/難病情報センター.“もやもや病(指定難病22)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/47,(参照 2024-08-05).
もやもや病について、医師からのよくある質問
- 急に、見える範囲が欠けたり、狭くなったりしたことがありますか?
- 急に、歩きにくい、歩けなくなったことがありますか?
- 急に、落ち着きが無くなったりすることがありましたか?
- 急に、半身に触った感じがおかしくなったことがありますか?
- 急に、半身に力が入りにくくなったことがありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 脳神経内科