鼻血が出ている
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/10/22
「鼻血が出ている」がどの病気に関連するかAIでチェックする
鼻血が出ているという症状について「ユビー」でわかること
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「鼻血が出ている」はどんな症状ですか?
鼻血が出ているとは
「鼻血が出ている」に関連する主の病気には、鼻血(鼻出血)、フォンウィルブランド病(von Willebrand病)、白血病などがあります。
「鼻血が出ている」に関連する症状はありますか?
「鼻血が出ている」のQ&A
- A.
月経と関連した鼻血の報告もありますが、はっきりとしたことはまだ分かっていません。
解説女性は月経の時期に規則的に鼻血が出現することがあり、「代償性鼻出血」と呼ばれることがあります。
月経に伴う女性ホルモンバランスの変化の関与が考えられていますが、まだはっきりしたことは分かっていません。
また、鼻血は女性よりもやや男性にやや多いという統計が多いです。
理由には仕事のストレスや飲酒、喫煙などとの関連が指摘されています。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る桜井恵子. 代償性鼻出血 (補充出血) と思われる一例. 耳鼻と臨床. 1961, 7, p.13-14.
村田 志朗ほか. 鼻出血の統計的観察. 日本耳鼻咽喉科学会会報. 1978, 81, p.655-664. - A.
応急処置をしても鼻血が止まらない場合には、動脈からの出血や病気が隠れている可能性があります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る小鼻を20分程度押さえるような応急処置をしても、鼻血が止まらない場合には以下のことが考えられます。
- 太めの動脈が粘膜の表面に出て、動脈性の出血となっている
- 鼻茸や腫瘍などの病気が鼻の中にある
- 血液をサラサラにする薬を飲んでいる
- 血液が止まりにくい病気を持っている
- 押さえる場所を間違えている(目頭のあたりの硬い骨の部分を押さえてしまっている)
- A.
鼻を触る習慣や、血液をサラサラにする薬の使用などがあります。
- A.
鼻の中の血管が何らかの理由で破れ、血液が鼻から流出することを「鼻血」と言います。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻の中の血管が何らかの理由で破れ、血液が鼻から流出することを「鼻血」と言います。
原因によって症状の出方はさまざまです。鼻血の出方
粘膜の細い血管から出血するような場合、じわじわとした出血で量も少なく、自然に止まることも多いです。
太めの血管からの出血の場合、どくどくと鼻から湧き出るようなくらいの出血となり、鼻を押さえていてもなかなか止まらないこともあります。頻度
明らかな誘因がなければ出血を繰り返すことは多くないですが、鼻を触るくせがあったり、血液をサラサラにする薬を飲んでいるような場合には、鼻血を繰り返すこともあります。
鼻血の出る側
鼻血は片方の側から出ることが多いですが、血液をサラサラにする薬を内服していたり、血が固まりにくい病気を持っていたりする方は、たまたま同じような時期に両方の鼻が出血することもあります。
片方の鼻血でも量が多く、反対側に流れてくるような場合には、両方からの鼻血に見えます。鼻から出るか喉から出るか
多くの鼻血は鼻の前方に出血の原因があることから、最初から鼻から血が出てきます。
鼻の後ろの方からの出血の場合、鼻から出るよりも先に喉の方に回ってきて気づくこともあります。 - A.
鼻血が出ても慌てず、座った姿勢でやや下を向き、小鼻をつまんで15~20分程度安静にしましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻血が出た時には以下のような対応をするとよいでしょう。
鼻血が出たときの対処法
多くの場合はこの対処法で鼻血が止まります。
- 座った姿勢でやや下を向く
- 15~20分程度、親指と人差し指の腹で小鼻(鼻の横の膨らみ)をつまみ、安静にする
- 喉におりてきた血液は飲み込まず口から出すようにする
鼻血の間違った対処法
たまに以下のような対応をする方がいますが、鼻出血に対して有効ではありません。
- 目頭の硬い骨の部分を押さえる
- 上を向いて首の後ろをトントンする
鼻血のリスクを減らす方法
また、以下のことで鼻血のリスクを減らすことができます。
- マスクの着用や加湿器の使用で鼻の乾燥を防ぐ
- 鼻をこすりすぎない
- 適切な血圧管理
病院でできる治療
病院では鼻血の止まらない方に対して以下のような処置を行うことがあります。
- 止血する効果のある薬を含んだガーゼを鼻の中に入れ、圧迫する
- 出血の原因となっている血管を焼いて血を止める
- A.
明らかに出血量が多い場合や繰り返している場合などには、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻血が一度だけですぐに止まる場合は通常、医療的な評価や治療は必要ないことが多いです。
以下のような場合には、鼻の処置や検査が必要となるので、耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。夜間であれば救急外来を受診しましょう。- 鼻血が頻繁に起こる
- 鼻血が30分以上続く
- 大量で滝のように鼻血があふれてくる
- 鼻血のきっかけが顔面の外傷
- その他の症状(例えば、めまい、貧血など)を伴う
- A.
鼻をいじったり、ぶつけたりといった外傷やアレルギー性鼻炎などが原因で起こることがあります。また、他にも高血圧などの病気が原因となることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る鼻血には、大きく分けて鼻そのものが原因の場合と、全身の状態が原因の場合があります。
鼻そのものに原因がある場合
鼻かみ、鼻いじり
鼻を強くこすったりいじったりすることで鼻の粘膜に傷がつき、鼻前庭炎などになり鼻血が出ます。鼻を触る習慣があることで鼻血を繰り返すことも多いです。
鼻炎、副鼻腔炎
鼻の中の炎症が原因で、粘膜が傷つきやすくなり鼻血が出ることがあります。
外傷
鼻や顔面に衝撃が加わることで鼻血が出ます。
鼻骨骨折や顔面骨折を伴うこともあります。腫瘍
鼻血の原因における頻度は多くないですが、若年性血管線維腫などの良性の鼻の腫瘍や上顎がん、上咽頭がんなどの悪性の腫瘍が原因で鼻血が出ることがあります。
全身の状態が原因の場合
高血圧
血圧が高いと鼻の血管に負担がかかるため、血管が破綻し鼻血が出やすいです。
冬は血圧が高くなりやすくなるため、鼻血の頻度は多い傾向にあります。薬の影響
血液をサラサラにする薬などを内服していると、鼻血を繰り返しやすいです。
ただし、鼻血が止まらないからといって主治医の許可なく薬を中止しないようにしてください。血液、血管の病気
白血病や血友病など、血液を固める作用のある血小板やたんぱくに異常が生じる病気では鼻血が出やすいです。
また、オスラー病などの血管に異常をきたす病気でも鼻血を繰り返しやすいです。
鼻血が出ているという症状はどんな病気に関連しますか?
鼻血が出ているという症状について、医師からのよくある質問
- 最近、頭を激しくぶつけましたか?
- 体温は37.5℃以上ですか?
- 頭痛がありますか?あるいは頭が重いですか?
- 顔面が痛みますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 耳鼻咽喉科