骨密度はどのような検査をしますか?どこの診療科で検査できますか?
X線を用いた検査や超音波検査で骨密度を測定します。検査は主に整形外科で行います。
骨密度(骨の丈夫さを反映する代表的な指標)の検査には画像検査を行います。骨にどの程度カルシウムなどのミネラルが含まれているかを測定します。
若い方の平均値(YAM値)と比べて、70%以下で骨粗鬆症と診断されます。
大きく分けて3種類の検査法があります。精度が一番高いのはDXA法ですが、検査に時間がかかることや機械が高価であるという特徴があります。
DXA法
専用の機械でX線を当てて骨密度を測定します。通常のX線検査より時間を要します。
特に腰の骨(腰椎)と太ももの付け根(大腿骨)の検査結果を重要視します。
MD法
手のレントゲン検査の際に、専用の金属板と同時に撮影します。手首や手の骨の骨密度を測定します。すぐ終わる検査です。
超音波法
踵や脛の骨に超音波を当てて、骨の評価を行います。X線を使用しないため、妊婦や子どもにも用いることができます。ただし、結果に誤差がでやすいなどの理由から、骨粗鬆症の診断には用いません。骨粗鬆症の可能性がある人を絞り込むための検査です。
骨粗鬆症の治療は主に整形外科で行われます。内分泌内科で行われる病院もあります。このため検査は整形外科や内科で行われます。
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最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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