骨粗鬆症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と骨粗鬆症の関連をAIでチェックする
骨粗鬆症について「ユビー」でわかること
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骨粗鬆症とはどんな病気ですか?
「骨粗鬆症」とは、加齢や生活習慣が原因で骨がもろくなった状態のことをいいます。骨粗鬆症を放っておくと、寝たきりにつながるような、背骨や大腿骨の骨折になる危険性が上がります。基本的には薬による治療が推奨されており、合わせて適度な運動や栄養バランスの良い食事をすることも大切です。
骨粗鬆症への対処法は?
医療機関で精密検査を行うことで、程度に応じた方針が決まります。ステロイドの長期内服では必発の副作用なので、予防のための治療を並行します。
骨粗鬆症の専門医がいる近くの病院はありますか?
骨粗鬆症の専門医がいる病院を見る骨粗鬆症のQ&A
- A.
年齢、性別、家族歴、生活習慣、既往歴などを確認することで、ある程度セルフチェック可能です。リスクが高い場合は医療機関を受診しましょう。
解説原発性骨粗鬆症になりやすい人の特徴に、以下が挙げられます。
- 年齢(特に女性で65歳以上、男性で70歳以上)
- 閉経後の女性であること
- 家族に骨粗鬆症や骨折の既往があること
- 喫煙や過度の飲酒の習慣があること
- 運動不足であること
- 低体重(BMI < 18.5kg/m²)であること
- ステロイド薬を長期使用していること
- 過去に骨折の経験があること
などは、骨粗鬆症のリスクを高める要因となります。
これらのリスク因子をチェックすることで、自分が骨粗鬆症のリスクが高いかどうかをある程度判断できます。
また、FRAX(Fracture Risk Assessment Tool)という国際的なリスク評価ツールを利用することで、骨密度測定なしでも10年以内の骨折リスクを予測することができます。
FRAXは、年齢、性別、体重・身長、喫煙歴、飲酒量、骨折歴、ステロイド使用歴、関節リウマチの有無などの情報をもとに評価を行います。
セルフチェックやFRAXなどのツールは、あくまでもリスク評価の目安であり、正確な診断には医療機関での骨密度測定(DXA検査)が必要です。
セルフチェックの結果、リスクが高いと感じた場合は、必ず医療機関を受診し、適切な検査と診断を受けるようにしましょう。
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、原発性骨粗鬆症かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るJ. A Kanis.Welcome to FRAX®.University of Sheffield,https://www.shef.ac.uk/FRAX/(参照 2025-05-09)
- A.
原発性骨粗鬆症には、明確な「初期症状」はほとんどありません。
解説初期にはほとんど自覚症状がないことが特徴です。これは、骨密度が徐々に低下していく過程で、痛みや違和感といった明確な症状が現れにくいためです。
骨には神経が少ないため、骨密度が低下しても痛みを感じることはほとんどありません。
そのため、気がつかないうちに病気が進行し、骨折などの合併症が起こって、初めて症状に気づくというケースも少なくありません。
背中や腰の慢性的な痛み、身長の低下、背中が丸くなる(円背)、転倒による骨折などは、すでに骨粗鬆症が進行している可能性を示す兆候です。
初期症状がないため、定期的な骨密度検査による早期発見が非常に重要です。
特に、閉経後の女性や高齢者など、骨粗鬆症のリスクが高い方は、定期的な検査を受けることをおすすめします。
また、カルシウムやビタミンDの摂取、適度な運動など、日々の生活習慣を見直すことも、骨粗鬆症の予防につながります。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るJuliet E Compston et al. Osteoporosis. Lancet. 2019, 393, 364-376..
JA Kanis et al. European guidance for the diagnosis and management of osteoporosis in postmenopausal women. Osteoporos Int. 2018, 30, 3–44. - A.
初期は無症状ですが、進行すると骨折、背部痛、身長低下、円背などが現れます。骨折は特に背骨、手首、股関節に多いです。
解説初期段階では自覚症状がほとんどないことが特徴です。しかし、骨密度が徐々に低下し、骨がもろくなるにつれて、さまざまな症状が現れてきます。
最も代表的な症状は骨折です。わずかな衝撃や転倒によって、骨が折れてしまうことがあり、特に背骨(椎体圧迫骨折)、手首(橈骨遠位端骨折)、股関節(大腿骨近位部骨折)などが好発部位です。
背骨の骨折は、背中や腰の痛みの原因となるだけでなく、身長の低下や猫背(円背)といった姿勢の変化を引き起こすこともあります。
また、複数の椎体骨折が起こると、慢性的な背部痛に悩まされることもあります。
さらに、骨折への恐怖心から外出や運動を避けるようになり、筋力低下やフレイル(虚弱)を招き、ますます転倒しやすくなるという悪循環に陥ることもあります。
骨粗鬆症が進行すると、内臓が圧迫され、食欲不振や呼吸困難を感じることもあります。
初期症状に乏しい病気ですが、定期的な骨密度検査を受けることで、早期発見・早期治療に繋げることが重要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るJuliet E Compston et al. Osteoporosis. Lancet. 2019, 393, 364-376..
JA Kanis et al. European guidance for the diagnosis and management of osteoporosis in postmenopausal women. Osteoporos Int. 2018, 30, 3–44.
骨粗鬆症について、医師からのよくある質問
- 同世代と比べ、自分が痩せ気味であると感じますか?
- 体を動かしてから出ましたか?
監修医師
診療科・専門領域
- 内科
- 呼吸器内科
- アレルギー科