骨粗鬆症で食べてはいけないものはありますか?
インスタント食品やスナック菓子の食べすぎは控えましょう。また、アルコールやカフェインの摂りすぎも避けましょう。
骨粗鬆症の治療の際には、いくつかの食品は過剰な摂取を避けた方がよいとされます。
以下はその例です。
リンを多く含む食品
過剰な摂取は、体内でのカルシウムの働きの邪魔をします。
例:インスタント麺、スナック菓子、清涼飲料水の添加物、ハムなどの加工肉、ちくわなどの練り物など。
食塩
生活習慣病は骨の質を悪くします。そのひとつに高血圧があり、食塩の過剰な摂取は骨粗鬆症を悪化させます。1日の目安量は、男性で7.5g、 女性で6.5gです。高血圧や腎臓病の治療中の方はより厳格な減塩が必要となります。
カフェイン
コーヒーや紅茶、緑茶(玉露や抹茶入り)に多く含まれます。カフェインによる利尿作用によるカルシウムの流出が骨粗鬆症につながります。コーヒーでいうと、1日5杯くらいまでに抑えるようにしましょう。
アルコール
過度なアルコールの摂取習慣は骨折のリスクを大きく増やします。1日量の目安に、ビールでは500mL、日本酒では1合、ワインはグラス1.5杯までとし、それ以上の飲酒は控えるべきです。
公開日:
最終更新日:
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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