骨粗鬆症は、どのようにして診断しますか?
①脆弱性骨折があるかないか、②骨密度が若年成人平均値と比べて高いか低いか、の2点で診断します。
脆弱性骨折とは転んだだけだったり軽い力を加えただけで骨折することを指します。
YAM(若年成人平均値)とは、健康な20代後半の骨強度の平均値と比較して、現在どの程度骨密度が低下しているかを表します。
以下に当てはまる人は、骨粗鬆症と診断されます。
- 転んだくらいの衝撃で、肋骨や骨盤や腕・足の骨折があり骨密度の数値が低い(YAM<80%)
- 骨密度の数値が低い(YAM<70%)
- 転んだくらいの衝撃で、太ももや背骨の骨折がある
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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