肥厚性瘢痕の手術費用はどのくらいかかりますか?
治療内容により1万~30万円以上と幅があります(保険適用時)。
肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)の手術費用は、保険診療が適用されるかどうか、また手術の範囲や麻酔の種類、術後に行う放射線治療の有無などによって大きく異なります。
通常、直径数センチ程度の小さな瘢痕を局所麻酔で切除する場合、健康保険の適用により自己負担額は約1万~1.5万円程度です。
一方で、瘢痕が広範囲(10cm以上)におよび、全身麻酔や入院が必要な場合や、再発を防ぐために放射線治療を併用する場合には、保険適用下でも自己負担が10万~30万円以上になることがあります。また、レーザーなどの美容的治療は保険が適用されず、自費となります。
患者さんの状態によって、必要な治療が異なるため、以下のように理解してください。
- 小さな瘢痕:日帰り手術で数万円程度
- 広範囲の瘢痕:入院・放射線治療も含め数十万円
- 美容目的の治療:保険適用外でさらに高額
費用を事前に把握するには、形成外科での診察と見積もりが重要です。
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
(参考文献)
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