頚髄損傷のセルフチェックはできますか？

頚髄損傷は命に関わる重篤な怪我です。合併症などにより、命を落とす可能性があります。

状況によっては、横隔膜や肋間筋の麻痺で呼吸がしにくくなったり、痰が出しにくくなったりすることがあります。

筋力強化や関節の動きの練習、基本的な動作の習得、車いすなどの移動の練習、呼吸訓練などを総合的に行います。

残念ながら、損傷した神経を完全に元に戻すことは現在の医療では困難であり、後遺症が残ることが多いです。

頚髄損傷の完全損傷とは、損傷した頚髄より下のすべての運動や感覚の機能が完全に失われた状態です。

頚髄損傷のレベルは、首の神経がどこで損傷を受けているかを表します。体の動きや生活でできることの目安になります。

褥瘡や体温調節の管理、血圧の変動などに注意し、リハビリを通じて自己管理の能力を高めることが大切です。

薬が効かない場合は、リハビリテーションを強化したり、痛みを和らげる別の方法を試したりします。

消炎鎮痛剤や神経痛を抑える薬を用います。状況によって、ステロイドという炎症を抑える薬を用いることもあります。