肺が弱い人の特徴や出やすい症状について教えてください。
呼吸機能の低下に伴い息切れ、慢性の咳・痰が出現し、感染症にかかりやすくなります。
「肺が弱い」という表現は医学的な定義ではありませんが、一般的には、肺の機能が低下している状態を指すことが多いです。
肺の機能が低下している人は、以下のような特徴や症状がみられることがあります。
特徴
- 呼吸機能の低下: スパイロメトリー検査で、FEV1/FVCの値が低い
- 慢性的な炎症: 気道に慢性的な炎症がみられる
- 肺の弾力性の低下: 気腫性病変などにより、肺の弾力性が低下している
- 免疫力の低下: 呼吸器感染症にかかりやすい
症状
- 労作時の息切れ: 階段の上り下りや少し歩いただけで息切れがする
- 咳: 痰を伴う咳や乾いた咳
- 痰: 透明な痰や黄緑色や茶色の痰
- 喘鳴: 息を吸ったり吐いたりする際に、ゼーゼー、ヒューヒューという音がする
- 呼吸困難: 安静時でも息苦しさを感じる
- チアノーゼ: 顔色や唇、爪などが紫色になる
これらの症状は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの肺疾患でよくみられます。COPDは、タバコ煙などの有害物質の長期吸入曝露によって、肺に慢性的な炎症が生じ、気流閉塞が起こる病気です。
COPDの治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
あなたの病気の状況について
お聞かせください
アンケートに回答すると抽選で、
3,000円分のAmazonギフト券プレゼント!
COPDの疑いがある方や治療中の方を対象に、皆様の受診行動について「オンラインアンケート」を行っています。
公開日:
最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
COPD
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。