COPDでみられる「労作性呼吸困難」や「呼気延長」とはどのような症状ですか?
労作性呼吸困難は運動時の息切れ、呼気延長は息を吐く時間が長くなる症状です。
労作性呼吸困難は、COPDの最も特徴的な症状のひとつで、運動をした際に息切れがする状態です。初期には、階段や坂道を上る時に息切れを感じる程度ですが、COPDが進行するにつれて、呼吸困難も進行し、同年代の人と同じ速さで歩けなくなったり、軽い動作でも息切れを感じるようになります。
呼気延長は、COPDで息を吐く時間が長くなる状態です。これは、気管支が狭くなり、空気がスムーズに排出されにくくなるために起こります。
進行したCOPDでは、安静時でも呼気延長がみられることがありますが、強制呼出や体動などによって、より顕著になることがあります。 また、呼気延長を楽にするために、口をすぼめてゆっくりと息を吐く「口すぼめ呼吸」を行う患者さんもいます。
労作性呼吸困難と呼気延長は、COPDの病態が進行していることを示す重要なサインです。 これらの症状がみられる場合は、医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けるようにしましょう。
COPDの治療について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのも良いでしょう。
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最終更新日:
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科
山形 昂 監修
(参考文献)
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